こんにちは、ふくしまです。
仕事に自信が持てなくて悩んでいる看護師さんは結構多いと思います。
「もっと自信があれば上手くいくのに」
「自信がないから立ち止まってしまう・・・」
「自信を持って働いている人がうらやましい」
自信がある人はハキハキして、先輩にも自分から声をかけて、どんどん前に進んでいっている気がしますよね。
そんな人と自分を比べて、自分はいつまでもウジウジして自信がない・・・って自己嫌悪に陥ったり・・・。(まさに新人看護師のときのわたし)
もっと自信を持って働きたい、仕事できるようになりたい・・・って思いますよね・・・!
そんな看護師さんに朗報です。
正しい方法を知れば、誰でも必ず仕事への自信を持って働くことができます。自信を持って働くというよりかは、「自信のあるなし」に悩むことがなくなります。
今回の記事では、仕事への自信が持てなくて悩んでいる看護師さんが今すぐできる解決方法をご紹介していきます。
自信を持ちたい、でもこわい、できなくて自己嫌悪・・・のループを断ち切るキッカケになれたら嬉しいです。
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自信をつけるたったひとつの方法
結論からお話しすると、自信をつけるために必要なのは「時間の蓄積」です。
自信ある状態っていうのは、現実に起こった問題にたいして、「自分はできる」「必ず成果が出せる」って判断できる状態のことなんですよね。
できるっていう判断をする裏側には、成果を出すためにはこう動けば大丈夫っていうある程度の見通しが立っています。
例えば、ルートの確保。
成功させるためには血管選びがめちゃくちゃ大切なんですけど、どの血管なら成功できそう、というある程度の見通しがたつ
他にも、部屋持ちの業務。
今日の受け持ち患者さんのイベントを把握して、自分の中でスケジュールを組み立てて、これなら大丈夫そうという見通しがたつ
こう行動すれば、成果を出せるという見通しがたてば、自信のなさに悩むことはなくなります。自信がないのは、この見通しが立たない不安からくるものなんですよね。
でもこの見通しを立てる力っていうのは、行動・経験して、時間を積み重ねて身につけていくものです。こうやって手に入れていくのが本物の自信なんですよね。
なので、自信をつけるための方法としては、ただ体験を積む、ただやってみる、それだけです。とはいえ、その「ただやってみる」が難しいんですよね。
そんな簡単に行動できたらこんな悩んでない!っていう気持ちめちゃわかります。
次に、「行動」できない原因は何なのかをお話ししていきます。
不安への対処法を考えておく
- 失敗するかも
- できないかも
- 迷惑をかけるかも
なにか初めてのことをする前は不安になりますよね。
経験していないことは成功の見通しが立たないから、不安で当たり前です。
やったこともない、経験のないことにあらかじめ自信を持つのは無理です。
ただ、その不安の種を少なくすることはできます。
個人的なおすすめはイメージトレーニングです。
例えばルート確保。
実際に今から患者さんのところへルートキープをしにいく状況をイメージします。
- 物品に不足があったらどうしよう
- 失敗したらどうしよう
不安に思うことはたくさんありますよね。
その「〇〇だったら・・・」に「こうする!」と対処法を決めておくと不安が減ります。
物品の不足は、ルートキープを完璧にイメージすると防げますよね。
まず声かけ、駆血帯を巻く、血管を探す、アルコール綿で消毒する、サーフロー留置する、ルートを繋ぐ(ルートの先まで準備しておかないと!)
みたいに、1つ1つの動作をイメージすると、物品を忘れることはなくなります。
一生懸命血管を探したけど、失敗してしまったときは、誠意を持って患者さんに謝罪して、先輩に変わってもらおう、と対処法を決めておきます。
不安という感情を分解して対処法を考えておくと、行動のハードルが下がると思います。(私はそうでした)
周囲の人からどう思われるか問題
行動を妨げる大きな要因になっているのが、人間関係だと思います。
- 迷惑をかけたらどうしよう
- できない新人だと思われたらどうしよう
- 怒られたらどうしよう
誰々に〇〇と思われたらどうしよう
気になりますよね、わかります。
とはいえ、何回も言わせてください。
行動しないことには、経験も自信もつきません。
行動しないことには、何も始まりません。
誰かに、何かを思われたからって、SO WHAT!?だから何?です。(なんなん)
これは何度も言っていることですが、周りの人がどう思おうが、自分の価値は決まりません。自分が何を考え、どう行動するかで自分の価値が決まります。
「自分」は「今この瞬間」何をするのがベストなのか。
相手の反応が気になったときは、「今」「自分が」「選択すること」にフォーカスするのがおすすめです。
経験がないから「わからない」「できない」は当たり前です。
何をすればいいかわからないときは「何をすればいいですか?」と聞くだけです。
やり方がわからなければ「何をすればいいですか?」と聞くだけです。
教えてもらったときは「ありがとうございます」と感謝して
迷惑をかけてしまったときは「ごめんなさい」と素直に謝るだけです。
相手に感謝して体験を積み重ねる、
できる/できないの結果に執着せずに、ただ「今」の経験を積み重ねる。
ただそれだけで充分なんですよね。
自信をつけるために必要なことはとてもシンプルです。
自信がないときに思いがちなこと
- 自分はまだまだ
- 自分には能力がない
- 自分は仕事ができない
自信がない、自信がほしいと感じている方は、このような思いが強いのでは・・・と思います。実際私もそうでした。
自分はまだまだで、能力も低いから、もっと頑張って自信をつけないと。
自分はダメだ、もっと頑張らないと・・・!
こんな簡単な仕事を間違えてしまうダメな自分
迷惑をかけてばっかりの自分
自分で自分を傷つけるのは、すごく苦しくて、つらいと思います。そんなあなたにBig Hugです。(?)
自信を持って仕事をするために必要なのは自己否定ではありません。
一番大切なことは、
今なすべきこと、今できることを、ただやっていく・やってみる
それだけです。
できない仕事をどうすればできるようになる?という振り返りが必要なだけで、そこに自分は仕事ができないからダメ、という自己否定は必要ないです。
ポイントは、「どこにフォーカスして思考しているか」です。
自分のできなかった場面や、自分の失敗を頭で何度も繰り返して自分を傷つけていませんか?
その思考のループに陥っているときに、「じゃあ、今、自分ができることは何だ?」と思考を切り替えてみてください。
人には「思考のクセ」があるので、無意識に自己否定の思考に陥ってしまうことが多いです。私もまだまだこの癖から抜け出せないのですが、「気付いて変える」を繰り返していくことでだんだん癖が変わっていきます。
まとめ
不安を打ち消したいから自信が欲しい、と思いますが、その不安を打ち消すためには行動して経験を積むしかありません。
自信がない、自信がほしい、と感じているときに必要なのは「時間の蓄積」です。
どんな世界にも、プロとして働くためには時間の蓄積が必要です。
時間を蓄積していけば、「こう行動すれば大丈夫」という見通しがたつようになります。
わからないときには「わからないので教えてください」
教えてもらったときは「ありがとうございます」
迷惑をかけてしまったときは「ごめんなさい」
素直さと謙虚さを持って
「今」「自分が」「行動すること」にフォーカスして体験を積み重ねていくと振り返ったときに「ああ色々できるようになったな」と思える日が必ずきます。
とはいえ、ズタズタに人格否定をしてくるパワハラな上司がいるとか、正常な思考回路ができないくらい休みなく働かないといけない労働環境とか、適切な体験を積むための環境自体が整っていない場合は、まずは職場環境を見直すことも大切だと思います。
転職についての記事は色々あるので、興味のある看護師さんは参考にしてみてください。
私もまだまだ「自信が欲しい・・・」とか「自分ほんまクソ」って思う日めちゃくちゃあります。こうやって書くことで自分に言い聞かせつつ、誰かの何かのお役に立ててたら嬉しいです。
ではまた〜!