ノマドナースのふくしまです、はじめまして!この記事では私の経歴をお話ししてます(長いです)
自分のことたくさん書くの恥ずかしいけど、ちょっとでも共感してもらえるところがあったら嬉しいです!
ノマドナースってどんな人?
![](https://nomadonurse.com/wp-content/uploads/2017/02/FullSizeRender-2-300x300.png)
経歴
1989年生まれです。大阪で育ちました。
高校を卒業してすぐ看護専門学校に行き、そのままストレートで看護師になりました。
急性期病院の循環器内科・血液内科で5年間勤務。急性期病院を退職後は、フィリピン留学、バックパッカーで世界一周。(最高に楽しかった)
帰国後は派遣ナース・応援ナースをしながら日本を転々し、時々旅に出る生活を始めます。「好きなときに好きな場所で暮らす」という生活を目標にしてこのブログを開設。
現在は病棟以外で働く看護師の情報発信をしながら、離島に住んだり、海外で暮らしたり、ノマド生活を送っています。
やっている仕事
SNSでの情報発信をして、広告からの収入を得るのがメインです。
医療系の企業の方から業務委託を受けて、動画の企画・撮影・編集のお仕事もさせてもらってます。
今後は、病棟以外の働き方をしたい看護師さんや、悩んでいる看護師さんのサポートをするお仕事もできたらな〜と考えてます。
お仕事依頼はInstagramのDMにいただけると助かります。
看護師になるまで
今はパソコン1台で好きな時に好きな場所で暮らせていますが、私が看護師になったときは、こんな自分の顔を出して、ネットに晒す生活を送るなんて全く想像してなかったです。(言い方)
なぜなら、今とは正反対の人間だったから。
ここから盛大な自分語りします。(自分のblogやから許してー・・・!)
看護師になった理由
わたしが看護師を志した理由は、あんまり覚えないんですよね。ものごころついたときから「看護師になりたい」って思ってました。
高校生で進路を決めるとき、特にやりたいこともないし。看護師なら食いっぱぐれなさそうやし。大学いったところでやりたいこともないし。
「手に職が大切や!」って思ったので、とりあえず看護師で。みたいな感じでした。そのときの選択に「ワクワク」は一切ありません。ただ、「安定してそうな将来」を選んだだけでした。
高校時代からのコンプレックス
突然昔の話に飛ぶんですけど、私、高校の時から自分のことを「特に個性がない」「際立ったとりえがない」って思ってたんですよね。
高校生活はほんとに毎日楽しかったけど、周りの友達が個性的すぎて、「(周りと比べて)自分には何にもない」って思ってたんですよね。
自分にとりえがなさすぎて、つらくて、高校のトイレで泣いたこともあった。(なにしてんねん)
今こうやって文字にしてみたら、「・・・は?」って思うんですけど、「自分には何の個性も取り柄もない」って当時は本気で思ってて、すごく辛かった。とはいっても、何かで突き抜ける情熱も、勇気もない。
誰にも嫌われたくないし、笑われたくないし、「変なやつ」って思われたくなくて。普通じゃない人に憧れてるのに、普通じゃないと不安やったんですねー。
さらに、学生時代の私、ほぼ毎日遅刻をしていました。朝起きられなかったのです。
大遅刻魔だった学生時代
中学生から20歳ぐらいまで、午前中に起きられない人でした。中学生ぐらいから、朝、体がどうにもこうにも動かない。起きられない。それが専門学校の途中まで続きました。
あまりにも起きないから、高校生の時、病院につれていかれました。起立性調節障害という診断でした。
起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい)とは、自律神経失調症の一種、OD(ドイツ名: Orthostatic Dysregulation)と略される事もある。生活リズムが乱れている様に見えるが、自律神経失調症状のひとつと考えられている。「起立や座位で脳血流が減少し、思考力と判断力が低下する」身体の病気である。
10歳から16歳に多く、日本の小学生の5%、中学生の約10%にみられ男女比は 1:1.5〜2 と報告されている。概日リズムが5時間程度うしろにズレている事が原因で午前中に交感神経活動が活性化しない。一方、夜間に交感神経が活発化するため寝付きが悪くなる、つまり『宵っ張りの朝寝坊』になりやすい
10代で発症して、20歳を超えると自然に治っていくものらしいです。「起きないと・・・」って頭ではわかってるけど、体が全然いうこときかないんですよ。でも、周りからみたら、ただの怠け者にみえますよね。w
朝起きれない病気って・・・なんやねんそれw
高校のときの先生は理解があったのですが、専門学校での理解は得られにくくて、何回も理事長と面接させられました。
「こんなに遅刻が多いのは、学校が始まってあなたが初めてです。看護師になる気あるんですか?向いてないと思います」
とか言われたり、親も学校に呼ばれたりして、親にすごい申し訳なかったです。朝起きれないと、すごい自分がダメなやつに思えて、親にも迷惑かけて、自分がめっちゃキライでした。
実習が始まる二十歳頃には徐々に起きれるようになって、看護師になってからも寝坊することはなく、普通に勤務できました。
この病気、あんまり理解されずに当時はほんとツラかった〜。
看護師になってから
世紀の大遅刻魔だった私も、無事に看護師になることができて、実習先だった地元の公立病院へ就職しました。これは自分の中では大出世で、「これで人生大丈夫や、私よくやった。」と思ってました。(狭い世界で生きてた)
新人看護師時代
新人看護師から5年間、循環器内科・腫瘍内科・血液内科の混合病棟で働いていました。
急性期の病院だったので、毎日3時間ぐらいの残業は当たり前。休憩もろくにとれず、毎日動き回って仕事してました。
特に立派な志がないまま看護師になったわけですから、新人看護師時代に意識していたことは、「いかに職場に溶け込めるか」穏便に、波風立てず、空気のような存在になれるか。w
自分の意見は特になく、自分の仕事を、誰の迷惑にもならないように、淡々とこなしていました。(でも迷惑はめっちゃかけてた)
鬼のように忙しい職場でしたが、本当にラッキーだったことは、人には恵まれていたことです。天使のようなプリセプターさんや、心強い同期という名の先輩がいたので、ツライ新人看護師時代を乗り越えることができました。
してもらったこと今思い出すだけでも感謝で心がジーーーンてなる。(涙目)
あれ?と思い始める
働き始めて2年間は仕事を覚えるのに必死で、これからのことを考える余裕はありませんでした。
あれ?と思い始めたのは3年目ぐらいから。
最初の違和感は、「一生こうやって働くの?」って思ったことでした。
ミスのないように、神経をすり減らして仕事をして、眠たい体にムチうって、命を削りながら夜勤して。看護師としてスキルアップしたいわけでもない、認定看護師になりたくもない。
「看護師としてどうなりたいか」という目標が見つからないまま、同じ場所でずっと働くことに疑問を感じ始めました。
でも、今まで人からの評価を気にして、自分の意見を押し殺し、感情を無視し続けていたので、自分のことが全くわからない。
やりたいことがわからない。自分の「好き」「嫌い」がわからない。護師として、一人の女性として、自分はこれからどうしたいのかわからない。
このままでは嫌。でも、自分は何がしたい?
それがわからないまま、日々が過ぎていきました。自分の人生なのに、自分で何も決めていない、自分の人生を生きていない感覚。
「普通に学校行って、普通に就職して、地元から一歩も出ずに、自分の人生、人に話してもなんもおもろいことないな・・・」って思ってました。
自分の人生を生きるキッカケ
「何かしたいけど、何がしたいかわからない」そんな看護師3年目のある日、本屋さんで世界一周の本を目にしたんですよね。
その本には、普通に働いてる人がお金を貯めて、仕事をやめて、世界一周したことが書かれてて・・・その本を読んだときのドキドキワクワクは今でも覚えてます。
「・・・え!これ、私にもできるんちゃう・・・?」
「今からお金貯めて、私も世界一周しよう!」
ワクワクする目標を見つけたその日から、毎日がすごく楽しくなりました。目標があって、悩みがある方が実は幸せだったりするんですよね。自分のやりたいことがないって、すごくつらい。
とはいえ、自分のなかの「普通」から大きく逸脱することに、めちゃくちゃ不安を感じました。
「海外経験ほぼ皆無な私に、世界一周なんてできるんか・・・?」
「今の公務員をやめて、後悔しないか・・・?」
海外旅行の経験は、修学旅行のハワイ(ほぼ記憶なしw)、タイに数日行っただけ。他の海外経験は一切ナシ。英語も話せない。海外の友達もいない。
5年間馴染んだ生活を変えるのは、すごく勇気のいることでした。
それまでの私の選択の基準は「普通かどうか」
周りの普通の基準からはみ出さないように、いろんな選択をしてきました。
心からやりたいことを、「普通」という基準を無視して自分の意思で選ぶのは、人生で初めての体験でした。
世界一周で知ったこと
5年間勤めた病院を辞めて旅に出て、どれだけ自分のことを知らずに生きていたか思い知りました。
旅は自分で選択することの連続で、常に自分に「どうする?」と聞く毎日です。
そして、圧倒的な自由と責任。何をしてもいいし、何もしなくてもいい。でも、その責任はすべて自分。制約のある場所でしか生活したことがなかった私には、すごく刺激的な体験でした。
何も知らない場所で、行き方を調べて、泊まる所を決めて、目的地に行く。
野生のキリン、ピラミッド、サグラダファミリア、サハラ砂漠、グランドキャニオン、セノーテ、ガラパゴス諸島、マチュピチュ、ウユニ塩湖・・・
ずっと見たいと思っていた光景を実際に見るたびに、「ほんまに見れた・・・」「私にもできるんや・・・」っていちいち感動していました。
夢が叶う瞬間をたくさん体験できました。自分で選択して、目的を達成できた。その達成感は今後の自分を支える大きなキッカケになりました。
それから、「普通」という言葉がどれほど曖昧なものかを実感しました。国や宗教が違えば、「普通」が正反対だったりする。
そんなものを選択の基準にしていたら、そら自分のやりたいこともわかりませんわな。(えらそう)
ノマドナースになるまで
世界一周から帰ってきてからは、正社員で働くことに全く興味を失っていました。
同じ場所でずっと働くのは嫌だ。辞めるのに時間がかかる働き方も嫌だ。もっと自由に好きな場所に住みたい。ということで、応援ナースをすることにしました。
派遣看護師生活の始まり
正社員として働くことなく、5年間の派遣看護師生活が始まりました。
- 都市圏応援ナース(京都)
- 離島応援ナース(石垣島)
- 単発アルバイト(大阪)
- 派遣看護師(東京)
- 訪問入浴アルバイト(長崎)
いろんな職場を経験しました。職場の人間関係や、新しい職場に馴染むスキルは磨かれたと思います。(何かあれば相談してください!w)
その間に、インドにヨガ留学に行き、ヨガインストラクターのライセンスを取ったりしました。
ノマドになるための5年間
派遣看護師をしていた時期は、下積みの5年間でもありました。
世界一周中に「ノマド」という言葉を知りました。”ノマド”とは「遊牧民」という意味で、場所を移動しながら生活するライフスタイルです。
「パソコン1台で世界中どこでも暮らせる」という生活に憧れ、ブログを書いたり、プログラミングを勉強したり、試行錯誤していました。
ただ、5年間は本当に伸びなかったんですよね。自分の努力が結果につながるかわからない。でもやるしかない。この期間はマジでつらかった・・・!
どうにもこうにも結果が出なくて「もう、自由に暮らせるためならなんでもやります」とYouTubeを始めました。
「自撮りしてカメラに向かって話すとか恥ずかし過ぎるやろ。無理無理。でも希望があるならやるしかない・・・!お願いやから誰にも見つかりませんように(懇願)」という感じ。
でもそのYouTubeが、ありがたいことに見てくださる方が増え、そのYouTube経由でお仕事をいただき、あれよあれよという間にパソコン1台で自由に生活できるようになりました。
本当にラッキーでありがたいこと!!!みなさま本当にありがとうございます!!
私が発信を通してやりたいこと
少しのキッカケで人生は変わる
本屋さんで世界一周の本に気付かなければ、世界一周した人がいることを知らなければ、わたしは世界一周に行こうとは思いませんでした。
実際に世界一周をした人を知って、「わたしにもできるかも?」って思ったから行動できたんです。
わたしの記事で誰かの人生を変える、っていうのは厚かましすぎますが、自分の経験を発信にすることで、誰かの人生がワクワクするようなキッカケになればいいな、と思ってます。
行動にうつせないのは、勇気がないわけでも、やる気がないわけでもなくて、ただ具体的な方法や、やり方がわからないだけだったりします。
実際に経験した人の話を聞くだけで、イメージつくことって多くないですか?
こんな普通の人にもできるんやったら、自分にもできるかも!って思って、行動にうつしてもらえたら、こんな嬉しいことはありません。自分の行動で、いろんなことが変わります。
自分の人生を生きる看護師さんを増やしたい
看護師になる人って、マジですごいポテンシャルがあるんです。賢くて、優しくて、強い。人を救うパワーがあります。最強です。女神です。
でも、そんなパワーのある看護師さんが、苦しそうに働く職場は、絶対何かが間違ってると思うんです。
とはいえ、今の医療や病院のあり方を変える力は今の私にはないです。
でも、看護師さんが自分の人生を生きるお手伝いをすることは、もしかしたらできるかも・・・?(おこがましい?)
病棟以外で働くことで、知らない世界が広がります。今の働き方がツライなら、違う働き方が選べます。そんないろんな看護師の働き方をシェアしていきたと思ってます。
病棟以外で面白い働き方をしている看護師さん、インタビューさせてください!w
こんな長い記事最後まで見てくれる人いるんか?w
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。これも何かのご縁だと思うので、世界のどこかで会えたら嬉しいです〜!感想もウェルカムです〜!ではまた!
ノマドナースが大切にしていること
旅をすること
わたしが思う旅とは、ちょっと不便で、先が予想できなくて、新しい場所に行く不安と期待でドキドキできること。
自分の住んでいる環境とは全然違う場所に長期間行ってみること。
慣れた環境を変えるのはちょっと面倒やし、寂しいです。
でも、別れがあれば出会いがあるわけで、同じ場所にとどまらずに、自分の好奇心に従って、色んなところにいく生活をしたいです。
自然を愛すること
空・花・海・木とか身近にある自然を見て感動できる、幸せに感じる心をいつでも持っていたいです。
新しい人と出会うこと
新しいと会って話すこと、その人の考えや人生を知ることが大好きです。
人と会って話すことは自分を知ることでもあると思うのです。
学び続けること
何かを学ぶという知的好奇心を常に持ち続けたいです。
本から、経験から、出会った人から、色んなところから学べる謙虚な気持ちを持ち続けたいです。
偏らない・とらわれないこと
生きていると、知らず知らず、色んなことにとらわれてしまうと思います。
こうあるべき、これが正しくて、これが間違ってる、とか。
物質的なものや・アイデンティティーにとらわれたり、思考や捉え方が偏ってしまうのは自由な感じがしないな、と思ってます。
自分の意見はあるけど、柔軟性を持って常に俯瞰して物事をみれる人でありたい。
このサイトの目指すところ:ノマドナースとは
今まで訪れた国 27ヵ国
アジア
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