タイで石垣への就職を決めた。
石垣へいくことを決めたのは自分だ。
でも、何も考えずに決断したあのときの自分を問い詰めたい。
不安すぎる。
世界一周には行ったことはある。
でも、一人暮らしの経験は、ほぼ、ない。
石垣島へは、2回、旅行にいったことがあった。
とはいっても、2泊3日の簡単なものだ。
むこうに知り合いは一人もいない。
ちゃんと生活できるのだろうか。
何かあったとき、誰を頼ればいいのだろうか。
考えれば考えるほど、ツテのない石垣島移住は無謀なことのように思えた。
そんな不安ばかりのわたしの心を置いて、石垣島への準備はどんどん進んでいく。
就職の仮決定は、驚くほどあっさり決まった。
登録している派遣会社から、希望の就職先へ履歴書が送られる。
履歴書や免許証はあらかじめ派遣会社に登録すみだ。
わたしが就職先に出向くことなく、書類審査で就職の可否がきまる。
書類審査は通過。
次は電話面接だ。
帰国した翌日が電話面接の予定だった。
が。
予定の時間になっても電話がかかってこない。
自分の気持ちが変わる前に早く石垣島へ行かなければ。
気持ちが焦っているわたしは自分から電話をかける。
どうやら理事長が不在らしい。
電話面接は翌日になった。
すでにウチナータイムのにおいがする。大丈夫か・・・
翌日、時間より少し遅れて電話がかかってきた。
沖縄なまりのゆったりした話し方。
電話面接の内容は主に仕事内容についてだった。
まず聞かれたことは「車の運転はできますか?」
え?運転?看護師が?
デイサービスの業務では看護師も利用者さんの送迎をするらしい。
最初に思ったことは「看護師の仕事じゃない・・・」だった。
でも、病院とは違う場所で働くわけだ。
変な看護師のプライドは捨てたほうがいい。
その施設で働く以外の選択肢はわたしにはなかった。
さらに前のめりになったわたしは、電話「面接」ということを忘れて採用される前提で話をすすめていく。
わたし「空港についたら、まずどこに行けばいいですか?」
理事長「あ、じゃあ採用することにしますので・・・」
という恥ずかしい会話もありつつ、無事、石垣島での就職が決定。
看護師には今すぐにでも来てほしい状態らしい。
いよいよ後に引けない状態になった。
ここまできたら、行動は早いほうがいい。
すぐに飛行機のチケットを手配する。
1週間後だ。
しかし、何を準備していいのかがわからない。
石垣島で生活したことなどない。
なにか必要なものがあってもすぐに取りに帰れる距離でもない。
飛行機のチケットを手配したところで、日程報告の連絡をいれた。
石垣島へいく前に職場とコンタクトをとるのはこのタイミングが最後だ。
必要な情報を聞き出しておく必要があった。
しかしわからないことがわからない。
気になることはとにかく全て聞いた。
- 仕事で必要なグッズ
- 制服の有無
- 通勤手段
- 必要な書類
- 寮にある家電・家具
たくさんのことを確認するわたしに、沖縄独特ののどかな言葉で親切に説明してくれた。
移住は1週間後。
後戻りはできない。
関西以外で過ごしたことはない。
初めての島暮らし。未知の世界。
不安・期待・寂しさの入り混じったまま引越しの準備に進む。
[wp-svg-icons icon=”heart-2″ wrap=”i”] 引越し前に知っておいたほうがいいこと3つ
[wp-svg-icons icon=”checkmark” wrap=”i”] 就職に必要な書類
- マイナンバーがわかるもの(コピーでもOK)
- 年金番号がわかるもの(コピーでもOK)
- 住民票
- 履歴書の原本
ナースパワーから履歴書は職場へ履歴書は送っていましたが、FAXだったので原本の提出を求められました。
以前ナースパワーに送った履歴書はもう手元にはない、と伝えたらコピーでも大丈夫でした。 - 健康診断書
ちなみに、看護師免許証の提出は不要でした。
派遣会社に提出済みだったので。
[wp-svg-icons icon=”checkmark” wrap=”i”] 仕事で必要なもの
- 印鑑(シャチハタOK)
- 上の制服(スクラブでOK)
- 制服の下の白衣は支給されました。
- 靴
土足NGでした
[wp-svg-icons icon=”checkmark” wrap=”i”] 引越し前に電話で聞いておいたほうがいいこと
- 提出に必要な書類
- 働くのに必要な物品
- 制服の有無
- 寮の家電・家具
[wp-svg-icons icon=”star” wrap=”i”] 離島応援ナースの求人を紹介してもらった派遣会社はナースパワーです。