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人間関係

プリセプターがいない新人看護師さんはラッキーかもしれない説

新人看護師のおねいさん的役割をしてくれるプリセプター。

プリセプターの存在が心の支えになっている新人看護師さんも多いと思います。

「そんなプリセプターがおらんとか、なんて可哀想なんや・・・」そんな風に思っていました。

 

[voice icon=”http://nomadonurse.xsrv.jp/wp-content/uploads/2017/02/DE1C6235-CFDC-43A7-BC06-B5A9.png” name=”ふくしま” type=”l”]こんにちはふくしまです。
7年目くらいの看護師です。
今お前誰やねんプロフィールをどうぞ(大した事書いてないけど)[/voice]
私が新人看護師のときはプリセプターさんがいてました。

そのプリセプターさんがものすごく素敵な看護師さんで、そのプリセプターさんがいなければ、私は看護師続けられてなかったかもしれません。

なので、プリセプター制度のない病院に就職した新人看護師さんってどんなツライんや・・・と私は思っていました。

 

でも、同じ病棟に就職した同期は、プリセプターとうまくいかず、すごくツライ思いをしていたようです。

その話を聞いて、プリセプターも良し悪しやなあ、と思いました。

 

今回は、「プリセプターおらんねんけど、わたしの職場大丈夫・・・?」という新人看護師さんのための記事です。

プリセプターのいないメリットと、プリセプターのいるメリット、プリセプターのいない環境を乗り越えるための方法を考えていきます。

「プリセプターおらんでよかったんちゃう?」って少しでも前向きに考えられるお手伝いができれば嬉しいです。

 

プリセプターがいるメリット

とはいっても、わたしはやっぱりプリセプターさんがいてくれて良かったと心の底から思うわけです。

プリセプターさんがいて良かったと思うことを挙げていきます。

  • わからないことを相談できる
  • 聞いていい人がいるのは心強い
  • 自分の成長に気付いて褒めてくれる
  • 失敗したときは一緒に振り返ってくれる

まだまだ良かったことはあるのですが、想いがどんどんヒートアップしそうやし、記事の内容に合わないので自粛します。

なにはともあれ、わたしの新人時代はプリセプターさんに支えられていた、といっても過言ではなかったのです。

 

「やっぱりプリセプターおった方がいいやん!」って思った新人看護師さん、ちょっと待ってください。

プリセプターがいても、いや、プリセプターがいるからこそツライ思いをしている新人看護師さんもいるのです。

プリセプターがいないのは、デメリットだらけでもないですよ。

次に、プリセプターのいないメリットを紹介します。

 

プリセプターのいないメリット

合わない先輩看護師とマンツーマン指導という苦痛がない

自分と合う優しいプリセプターさんなら、心の拠り所になって、とてもありがたいです。

でも、人間だれしも「合う」「合わない」はあります。

 

プリセプターさんは自分で選べないので、必然的に「合わないプリセプター」がチョイスされてしまうこともあるのです。

自分のプリセプターが「合わないプリセプター」だった場合、そこが地獄の幕開けとなります(言い過ぎ)

 

わたしの同期は不運にも「合わないプリセプター」に当たってしまったようです。

毎日課題を出されたり、出した課題を執拗にチェックされたり、毎回ダメ出し、指導、指導、指導の毎日。

それが自分の身になればいいのですが、言ってることが日によって違ったり、「それ、看護師としてどうなん?」っていう仕事内容だったり。

さらに、「新人指導はプリセプターにお任せ」スタイルだったので、他の先輩が救いの手を差し伸べてくれることもなく、毎日合わないプリセプターと一緒。

話聞いてるだけで地獄やな。って思います。

 

「合う」「合わない」の前に、人間として変なプリセプターさんに当たってしまったときのツラさたるや。

 

そんなプリセプターに指導されるぐらいなら、自分一人で頑張りマス・・・って思いませんか?(笑)

 

いろんな看護師さんに指導してもらえるので、良いところ取りができる

プリセプターがいないということは「病棟みんなで新人看護師さんを育てていこう」なスタンスやと思うんです。

そしたら、指導する人が偏ることは少ないので、いろんな先輩看護師さんの仕事の仕方を見学できます。

 

いろんな先輩の仕事が見られるのは新人のときだけなので、いろんな先輩の仕事の仕方を見られるのはすごくラッキーです。

 

 

たくさんの先輩の業務を見ることで、良いと思ったことをたくさん吸収できるのは、プリセプターがいないメリットだと思います。

 

プリセプターのいない職場がどうしてもツライときの乗り越え方

「やっぱりプリセプターおってくれた方がいい!」「今の病院、ほんまにしんどい!」って思う新人看護師さんもいるかもしれないですね。

 

でも「プリセプター制度がないので辞めたいです!」とか、なかなか切り出せないですよね。(笑)

そもそも、今の職場を辞めたくなる原因は「プリセプターの有無」ではなく、「職場の人間関係やサポート体制」だと思うのです。

 

  • どの先輩もこわくて、仕事をおしえてもらうのがつらい
  • ミスを起こしたとき、必要以上に責められる
  • 病棟に自分の居場所がないように感じる

 

そんなことが重なると、仕事に行くのがすごく辛くなりますよね。今書いてるだけでツラくなってきた。

 

そんなとき、わたしやったらどうするかなーって考えてみたんですけど、まずは上司に相談してみます。こわいけど。

 

上司との関係すら最悪やったり、誰に相談していいかわからん・・・っていう場合は、もう職場を変える準備をするかな・・・。

新人看護師のときに、簡単に職場を変えるのはあんまりおすすめしませんが、「今の病院で頑張ってみたけど、もうアカン」ってなったら、さくっと職場変えた方が賢い選択やとわたしは思います。

 

とはいっても、新人看護師さんが自分で新しい職場を探すのは難しいと思うのです。

  • 家から近い病院は?
  • 教育体制が整ってる病院は?
  • 新人看護師でも採用してくれる?

とか、わからないことだらけですよね。

 

「ちょっと他の職場どんなんか見てみたいな」

「職場の相談にのってほしいな」

っていうときは看護師の転職サイトに相談してみるのも一つの選択肢です。

 

わたしも看護師の転職サイトにはいくつか登録しているのですが、新人看護師さんにおすすめなのは看護のお仕事です。

(こんなん)

  • ただ相談乗ってほしい
  • 長く勤められるところに転職したい
  • 新人のサポート体制が整っている職場に転職したい

っていう場合は、「看護のお仕事」が向いてます。

全国で仕事探せるのもかなりメリットです。

わたしの周りの看護師さんも、看護のお仕事に登録して転職した人多いんです。

 

なので、わたしが新人ナースのときに、転職相談するんやったら、看護のお仕事にしたいなーと思ってます。

ちょっとでも今の環境がよくなりますように!

⇒今の職場環境を看護のお仕事に相談してみる