新人ナースのときは覚えること、勉強せなあかんこと、めちゃめちゃ多いですよね・・・!
ただでさえ慣れない業務についていくのに必死やのに家帰って勉強するとか・・・無理無理!って思います。
新人のときから5年間、急性期病院の腫瘍内科・循環器内科で働いていました
胸をはって言えることではありませんが、わたしは相当イケてない新人ナースやったと思います。(笑)
恥ずかしくて言えないようなインシデント、いっぱいあります。
そんな新人ナースでも5年間急性期病院で働けたのは、プリセプターさんをはじめ、病棟の先輩方のおかげです。
とはいっても、何にも勉強せずに看護師できるわけがないので、それなりには勉強しました。
でも、今思えば、
かなり効率悪い勉強方法やったなー
もっとちゃんと勉強すればよかったなー、
ってすごい思います。
ふわ〜っと勉強してきたので、自分がプリセプター、学生指導の教える立場になったときすごく困りました。
なんとなくわかってるだけやったら、全然教えてあげられないんですよね・・・。
そんなわたしを慕ってくれた優しいプリセプティーにも感謝です。
あ、話が逸れた!
今回は、新人看護師さんの勉強方法について、今のわたしやったらこう勉強する!というのを紹介していきます。
疾患のこととか、看護のことわかってくると、働くの楽しくなってきます。
今の仕事、全然わからんしツラくてたまらん、っていう看護師さんの参考になれば嬉しいです。
そしてわたしのような後悔をする看護師さんが少しでも減りますように!(笑)
とにかく忙しい新人ナース時代
新人看護師時代は、とにもかくにも忙しい!
わたしも必死すぎて、新人ナース時代の記憶があんまりないんです。
病棟の流れに全然ついていけてなくて、検温回るだけで11時過ぎたりしてましたw
次から次にやることがあって、頭の回転も追いつかへんし・・・
そんな1日が終わったあと、帰って勉強するとか、正気の沙汰じゃない・・・って思ってました。
新人ナース時代 勉強面でのしくじり
病棟で働き始めたばかりのとき、忙しい業務時間が終わったあと、先輩から病棟業務のレクレーションがあるんです。
例えば、
- ステルベンの対応
物品はどこあるか、必要な書類、葬儀屋さん、カルテの書き方 - 12誘導の取り方、取ったあとのデータどうするか、カルテの書き方
看護技術というよりかは、業務の流れを説明してもらいます。
[wp-svg-icons icon=”sad-2″ wrap=”i”] しくじりポイントその1
病棟業務終わったばっかりで、疲れていたのか、メモを適当にしかとっていなかったワタクシ。
(正確に言えばメモとってるフリしてた。←最低)
さらに、説明されてるときに、ステルベンとか12誘導とる場面を全く想像できなくて、説明されたことが実際の行動と全く結びつかなかった・・・
ただただ「説明長いなー」「そのときに説明してくれたらいいのになー」って思ってた。(失礼がすぎる)
そんな感じやから、説明受けたけど、どうやったか忘れて、また先輩に教えてもらうっていうダメさ・・・。
今になって思えば、残業してまで教えてくれた先輩のありがたさがものすごくわかる。
新人看護師時代って、めちゃめちゃ残業しません?
インシデント起こしてしまったときとか、消灯近くまでカルテ書いてるとか・・・
そんなあと、家に帰ってすることは、お風呂にはいって、寝る。ただそれだけでした。
勉強とかやってる場合じゃねー!!!!!睡眠しっかりとらな体壊すわ!!!!!って思ってました。
[wp-svg-icons icon=”sad-2″ wrap=”i”] しくじりポイント2
看護学生みたいな勉強の仕方しか知らなかったんですよね。
基本は解剖生理から病態勉強して、ほんで治療、看護・・・みたいな。
でも、新人看護師時代、解剖生理から勉強してたら、実際の業務に全然結びつかない!
解剖生理、めっちゃ大切なんですけどね。
ほんで私、気になったらとことん調べてしまう性質があります。
学生のころの関連図(懐かしい)とか、もう、えらいことなってました。書きすぎて。
そんな勉強法やと、何時間もかかります。
何時間もかかるってわかってるから、やりたくなくなる・・・
休みの日に頑張ろう、って思って結局何もしないパターンでした。
今になって思えば、ちょっとの時間だけでも勉強すればよかった・・・。
ここまで読んでもらえたら、だいたいわかると思うんですけど、私は自分にめちゃくちゃ甘いです。
ストイックに生活できない人間なのかもしれません。
「基本無理しない」「体調第一」という理念のもと行動していますw
でも、これはこれでよかったと思います。
体壊してもーたら、どうにもなりませんからね。
これはしくじってはない。
とはいっても、こんな性格やから仕事から帰ってきても、まー勉強しないですよね。
[wp-svg-icons icon=”sad-2″ wrap=”i”] しくじりポイント3
自分の意志だけで勉強しようとしてました。
レベル3ぐらいの意志力で勉強するっていうのは、かなり難しいものがあります。
難しいというか、勉強しないですよね(笑)
そんな自分の性格がわかっていたら、勉強するしかない環境を作ればよかったなーって思います。
今のわたしが新人ナース時代に戻るならどうするか
こんなイケてない新人ナースを根気よく育ててくれた先輩看護師さんには頭が上がりません。
もし、私が新人ナース時代に戻るなら、こんなイケてない新人看護師にはならないでおこう、と強く思うのです。
少しでもイケてる新人ナースになるために、今の私ならどうするか。
とにかくメモはとる(見返してわかるように)
メモは一応とってたんですけど、見返しても何書いてるか全然わからんかった、っていう。
[wp-svg-icons icon=”pencil-2″ wrap=”i”]メモの取り方
- ポケットに入る最大の大きさのノートを持ち歩く
リング式より、普通のノートの方がオススメです! - 片方のページだけに書く
で、もう片方は今後の業務できずくことあるかもしれんから余白として残しておく。
今後の業務で気付いたこと、補足とかを付け足していく。あとで清書しよう、と思っても、100%せーへんから、とりあえず次読んでもわかるように書く。
(何書いてるかわからんメモが多すぎて、全然活用できへんかった)
看護雑誌を購読する
2年目ぐらいから看護雑誌を購読するようになりました。
これが、すごくイイ!
結構いい値段するんですけど、それだけの価値はあったかなーと思います。
わたしが購読してたのはエキスパートナースです。
専門的な知識ちゃんと書いてるけど、絵が多くてわかりやすかったです。
さらっと読むだけでも、絵が多いから頭に残ったりしてました。
買いに行くんじゃなくて、購読するのがオススメです!
本屋さん行こうと思っても、絶対行かんから。(笑)
最初から1年契約でお金払って、自動的に家に届くのがいいんじゃないかと思います。
わたしはそうしました。
お金払ってるし読まな・・・!って思います。
これ、わからん・・・って思ったことはすぐメモする。そしてその日のうちに調べる
働いてるとき、これ、どうなってんの?って思うことはとりあえずメモしておけばよかったと思います。
働いてるときに感じた「これ、どうなってんの?」を調べると、実践ですごく役に立ちます。
休みの日に、基礎の解剖生理から勉強するのもいいけど、意志の弱いわたしは100%やりません。
それやったら、毎日「これ、どうなってんの?」を調べていったら、結構知識つくと思うんです。
わたしが新人のとき、病院に医療系の本がたくさん置いてある図書室がありました。
もし、病院に図書室があるなら、帰りに20分だけ勉強して帰る、とかもオススメです。
だらだら勉強せんと、20分だけ!って決めると、あんまりツラくなさそう。
まとめ
- 勉強するハードルを下げる
- いきなり何時間も勉強しようとしない
- 1日10分だけでもオッケー
- とにもかくにもメモが大切
まさか、病院選びからしくじってない・・・?
わたしが新人看護師時代に勤めていた病院は、我ながら「ええところ選んだなー」って思って後悔はないのですが、 1発目の病院選びからしくじっている新人看護師さん、結構多いです!(失礼)
新人看護師時代、どんな病院に勤めて、どんな先輩に教わるかってすごいすごい大切です!
もし、あなたの勤めてる職場の人間関係が劣悪だったり、新人教育に不安があるようなら、一度職場環境を見直してみてもいいかもしれません。
とはいっても、「しんどい!やめたろ!」って簡単に職場変えられないですよね(当たり前)
それに、新人のときから職場って変えていいの?新人看護師でも就職できる職場ってあるの?とか気になることはたくさんあると思います。
わたしも、「新人看護師から職場変えるとか何事!」って昔は思ってました。
でも今は、「新人看護師の大事なときに、つらい職場で我慢して働き続ける意味ってある?」って思うんです。
働き始めた看護師さんは、どこまでが我慢するべき環境か、辞めても次にどこに就職するべきか、わからない人が多いと思います。
わからないから、とりあえずツライ環境のまま働き続ける人も多いです。
そんなとき、的確なアドバイスをくれるのが、看護師の転職サポートサイトです。
「この病院やったら、もう少し頑張って働いた方がいいですよ」
「今の病院以外やったら、こんな就職先ありますよ」
って客観的にアドバイスしてくれます。
新人看護師さんにとって大切なことは、じっくり話を聞いて、自分にあった職場を丁寧に一緒に探してくれること、です。
新卒の転職に強くて、個人的にオススメするのが「看護のお仕事」です。
(こんな感じのところ)
ただ相談乗ってほしい
長く勤められるところに転職したい
新人のサポート体制が整っている職場に転職したい
っていう看護師さんにオススメです。
全国で仕事探せるのもメリットですね。
自分らしい環境で、楽しく看護師生活がおくれますように!