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メンタル

【効果絶大】看護師が仕事でイライラしないためのマメ知識。人間関係編。

看護師として働いてると、対人関係でイライラすることありますよね。

同じ病棟の看護師に、他病棟の看護師。

患者さんに、医師に、薬剤師に、患者家族。

 

看護師の仕事は人間関係を中心に回っている、といっても過言ではないくらい。

看護師は人と関りまくる職業なのです。

 

そんな色んな人と関われば、そらイラっとする場面に出くわすこともあるでしょう。

ただでさえ、プレッシャーが多く、忙しい看護師の仕事。

人間関係のストレスが少なくなれば、もう少し楽しく仕事ができるのに・・・

 

ふくしま
ふくしま

その気持ち、めっちゃわかる。

こんにちは、のまどナースのふくしまです。

8年目ぐらいの現役看護師です。

「今その仕事するタイミングちゃうやろ」

「その患者対応なんやねん」

「早よ指示出さんかい」

「部屋おるのに、なんでナースコール鳴らすん?」

「ここホテルちがいますけど!!!!」

人間関係にイライラしながら働くの、めっちゃくちゃストレスたまりますよね。

 

今回は、人間関係にイライラせず、心穏やかに仕事をするための知識を紹介していきます。

 

わたしもこれ知ってから、かなり心が寛大になりました。笑

 

どいつもこいつもホンマ・・・!ってイライラしてしまう人

イライラせずに仕事したいのに・・・!っていう看護師さんに読んでもらいたいです。

 

自分だけしんどい思いしてる!と思うからイライラする

イライラする原因のひとつは、「自分より相手がラクしてる」と思うから。

「相手が自分から何かを奪おうをしてる」と感じるからだと思うのです。

 

相手が何もしてないように感じて、自分ばっかり働いている気がする・・・

そんなふうに思う看護師さんに、面白い実験をひとつ紹介します。

 

【実験】冷凍庫に座り続けるのはどれぐらいツライ?

 

冷凍室で5時間座り続けるのは、どれぐらいツライ?という推測を各グループにしてもらいます。

  1. 1分間お湯が入ったバケツに腕をいれて推測するグループ
  2. 1分間こおり水が入ったバケツに腕をいれて推測するグループ

 

どちらのグループの方が、冷凍室をツライと推測したでしょうか。

 

想像どおり、②のこおり水が入ったバケツに腕をいれて推測したグループの方が、冷凍室のツラさを14パーセント多く予想しました。

 

一分間 、冷たさを体験したあとでは 、それが数時間続くのがどれほどひどいことか実感できたんでしょうね。

 

実は、もうひとつグループがありまして。
1分間こおり水に腕をいれて10分経過してから推測するグループというのがありました。

 

こおり水の冷たさを知ってるから、このグループもツラさの推測は多くなるかと思いきや。

結果は、お湯に手をつけていたグル ープとまったく同じだったんです。

 

十分前に冷たさを感じていても 、いま現在冷たくなければ 、もはや想像することができなくなってしまう・・・

THE 喉元過ぎれば熱さを忘れる。

これを「視点のズレ」といいます。

 

自分自信が「今」その苦痛な状態を経験していないとき、人はそれが自分に与える影響をかなり過小評価する傾向にあるのです。

 

これは、医療職なら経験があると思うのですが、

医師は患者さんが感じてる痛みを実際よりも軽く考えてしまうようです。

 

自分自身がつらい目にあっているわけじゃないから 、医師には患者さんのつらさが十分にわからないんですね。

 

これは看護師にも当てはまることだと思っていて、

採血とか失敗したとき、「ごめんなさいー」って軽く言う看護師さんいるけど

もしわたしが失敗されたら、

マジ「ごめん」で済まへんでこの痛み[wp-svg-icons icon=”neutral-2″ wrap=”i”]

って思いますもんね。

自分もめっちゃ気をつけようと思いました。

 

何が言いたいかというと、

  • しんどいのは自分だけじゃない
  • 一緒に働いてるスタッフも、患者さんもツライ思いしてる
  • ツラさをわかってるつもりでも、それは「つもり」だけ
  • 相手のツラさをかなり軽く見積もってる可能性が高い

ということ。

 

「あの人はいっつも仕事ラクしてる!」と思ってしまうこともありますよね。

そんなとき、働いていないあの人もツライ思いをしているかもしれない。

 

自分が体験していないから、その人のツラさはわからないけど。

って思うんです。

 

相手の視点に立って考えると、相手のしている行動も「仕方ないか」って許せるようになりました。わたしはね。

 

相手の視点に立って考えることの難しさ

「いやいや、相手の視点に立って考えてみても、あの行動は意味わからん!」

ってイライラが収まらないこともあるかもしれません。

 

それは、相手の視点に立って考えてるけど、自分の箱から出てない可能性大。

 

わたしやったら、そんなことせーへんのに!」って思ってるから許せないんだと思います。

 

視点は相手になっても、自分の価値観でみてるから相手のしたことが理解できずにイライラするんですよね。

 

相手の視点に立って考えるとき「わたしやったら」が入らないように気をつけましょう。

なかなか難しいですけどね。

 

視点を変えると世界が変わる

視点を変えるだけで、目の前で起こってることは同じやけど、全然気持ちが違うんです。

その人の視点に立って考えるだけで、人に優しくなれるし、イライラしなくなる。

わたしの体験談をお話しすると、

やたら指示を書き換える先生がいるんですよ。

薬を0.5錠に減量したと思ったら、やっぱり1錠に戻す・・・みたいな微調整がすごい先生。

 

指示変えるたびに振り回されて、何回も薬局行かなあかんし、
マジなんなん!!!!!!って思ってたけど、

 

休みの日も病院きて、熱心に患者さんのこと考えて、すごいなーって最近は尊敬してます。

そこまでして生かされてどうなんか、っていうのはいろんな意見あると思うけど。

まあそれは置いといて。

先生なりの正義があって、自分の正しいと思ってることを一生懸命しているなら、それは仕方ないか・・・って思うようになりました。

 

「視点のズレ」のことを知ってると、よけいに優しくなれる。

 

透析してて意識レベルクリアなくせにエラそうな患者さんには未だにイラつくけど・・・

これも自分の思い込みとか、執着がそうゆうふうに見せてるだけなんですけどね。

まだイラッとして、許せない自分がいます、まだまだ精神修行がたりないですね。笑

 

まとめ

  • 人のツラさは軽くみがち
  • 自分が思ってる以上に周りの人もしんどい思いしてるはず
  • その人の視点に立って考えるクセをつける

 

イライラしたとき、視点を相手に変えると、怒りのコントロールがしやすくなります。

 

とはいっても、業務の負担が多すぎたり、圧倒的な人手不足の病院で働くのはすごくストレスだと思うのです。

 

患者さんの足浴とか、洗髪とかして、あー気持ちいいわ〜ありがとう〜って言ってもらうと、結構やりがい感じたりできるのに。

 

忙しいと、患者さんには優しくできへんし、スタッフにはイラつくし、ただただ病棟の雑務に追われるだけで、ストレスしかたまらない。

 

何のために看護師なったんやろう・・・って思う。

そんな看護師さんもいるのでは。

 

足浴とかして、気持ちいいなーありがとうーって言われたとき、看護師っていい仕事だなーって思えたりしますよね。

 

薬整理したり、
点滴の確認したり、
委員会とか勉強会の資料作ったり、
病棟の雑務で毎日が終わると

ほんとに働くのが楽しくなくなる。

 

人間関係うんぬんより、業務内容自体が楽しくないとき、職場を見直してみるのも一つの選択肢だと思いますよ。

今、私は紹介してもらった病院で働いてるんですけど、

患者さんのケアもできるし、
ほどよく忙しいし、
でもスタッフの関係はいい感じやし

すごい働きやすいです。

 

自分はどんなことしたいか?って考えてみて
こういう病院で働きたい!ってわかれば転職サポートの人がいい求人教えてくれます。

 

自分で探すより、プロの人にお願いした方が失敗少なくてすむ。

私が転職するときはいっつも求人サイトにお願いしてまする。

 

全国対応してるし、個人的にオススメなのは看護のお仕事です。

看護師としてのやりがい感じながら働けるのがイチバンいいですもんね。

心穏やかに看護師の仕事ができますように。

この記事がちょっとでもお役に立てたならなによりです。

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