働き始めて数か月たつけど、未だに先輩看護師にフォローしてもらいながら働いている。
先輩に注意されることも多いし、同じようなミスを繰り返して、先輩からも呆れられているように思う。
同期はどんどん一人で部屋持ちができるようになっているのに、自分だけまだ。焦る。
っていうか、 先輩が怖すぎて萎縮してしまって、変なミスしてしまうんやー!
そんな焦りと不安を感じながら仕事をしていませんか?
急性期の腫瘍内科・循環器内科で5年間働いていました。
なかなかフォローが外れず、「一人で部屋持ちさせてもらわれへんねんけどー!」っていう新人看護師さんがどうすれば一人前に部屋持ちができるようになるか、を考えてみました。
部屋持ちのフォローってどんな感じ?
わたしが新人看護師のときとか、今までの新人看護師さんとかみてたら、部屋持ちのフォローって、良し悪しじゃないですか?
あんまりフォローしすぎると、自分で考えて行動できへん気がするし、あれこれ口出されるの、新人看護師さんもすごい窮屈やと思うんです。
・フォローついてもらってると安心するけど、見張られてる感がしてなんか嫌。
・フォローが逆にうっとーしい。「お前にフォローされるぐらいやったら、一人で仕事した方がマシじゃああああ」って思う先輩がいる
(あ、ちなみに、わたしが新人看護師のときは、そんな先輩いてなかったですよっっっ!!!w)
・怖すぎる先輩がフォローの日は、緊張しすぎて自分でも考えられへんような失敗する。
フォローついてもらったら、へんにプレッシャーなる!でも、おらんかったら不安!
そんな矛盾した気持ち、すごくよくわかります。
部屋持ちのフォローが外れない理由と対策
ちょっと辛口コメントなんですけども。
なかなか一人で部屋持ちさせてもらえない理由は、「任せられそうにない」と思われてるからです。
「この子に部屋持ち任せたら、患者さんに何かあるかもしれない、こわい。」
先輩や主任さん、師長さんからの信頼がまだない状態やと思うんです。
なんでそう思われるのか?
そう思われないためにはどうすればいいのか?
考えてみました。
一人で部屋持ちはキビシイかも・・・って思う新人看護師さんの特徴
「できません」「わかりません」が言えない
超絶イエスマンになってしまってる場合です。
新人看護師さんが、「できない・わからない」これは、当たり前のことです。
むしろ、「できる・わかる」方が不自然。
もし、自分が指導する立場で、「できない・わからない」って言わない新人さんやったら、
「この子、ハイハイ言うてるけど、ほんまに大丈夫なん・・・?」
って思う。
もし、それでできてないこと見つけたら、
「やっぱりできてませんやん!!!!」
「こわいわー。これでできてるつもりなん?」
いつもの倍「できへんやつ」って思ってしまうんですよね。
「ここがわからないんですー。」って言うてる新人看護師さんの方が、「あ、やっぱりできてないかー。教えてあげよ」って思えます。
何回も教えてもらってるのに「できません」は、アカンけどね!笑
報告・連絡・相談ができない
「今までどこにおったん!?」っていう所在不明の新人看護師さん。
ソッコーで「仕事できへんやつ」っていうレッテル貼られます(お気をつけて!)
私がリーダーしてるとき、
・部屋持ちさんに新しい指示を伝えたいのに、どこにいるのかわからない
・患者さんの状態をききたいのに、どこにいるのかわからない
こんな不安で、もどかしいことないです。
ただでさえ忙しいリーダー業務。
「どこおるんや〜」って探してる時間さえもったいない。
部屋持ちしてるときは、常にリーダーさんに報告・連絡・相談です。
リーダーさんがいない場合は、同じチームの先輩に声かけをして、自分の所在ははっきりさせておきましょう。
安心できる新人看護師さんとは
自分が指導する立場やったとして、こんな新人看護師さんやったら安心して部屋持ちしてもらえるなーって感じるのはどういうときか考えてみました。
報告・連絡・相談ができる
新人看護師さんのときに必要なのは、とにもかくにも、ホウレンソウです。
何考えてるかわからん新人看護師さんが、一番こわい!笑
報告・連絡・相談は、しないよりかは、した方が絶対いいです。
「こんなことまで言う必要ないかな・・・」っていうことまで、言うていいです。
「なんで言わへんかったん!」って怒られるよりかは、「そんなこといちいち言わんでいい!」って怒られる方がマシ。(そんなんで怒る人ほとんどいてないと思うけど)
バイタル測り終わったら、とりあえず報告。
今からどこに行ってきます、これからあれやります、
いちいち言うてくれた方が、居場所もわかるし、安心します。
自分の考えてることは、口に出して相手に伝えないと、99%伝わりませんからね!(ふくしま調べ)
自分のわからないところが言える
さっき書いたことと内容かぶるんですけど、自分のわからないこと・できないことがちゃんと言える新人看護師さんは、デキル子と思います。
- ここがわかりません
- これが苦手です
- これがまだ上手くできません
こう言ってもらえると、指導する側も教えやすいし、安心します。
先輩看護師さんが怖すぎて仕事ができない場合
報告・連絡・相談が大切なのもわかる。
できないことは、「できない」っていうのが大切なのもわかる。
でも、
先輩看護師さんが怖すぎて、つい、「まあいいか」って逃げてしまうんやー!!!!
っていう新人看護師さんもいてるかもしれない。
自分が傷つきたくない気持ちもすごくわかります。
自分から先輩に話かけて、嫌な思いしたくない、って気持ちもすごくわかります。
- やたらと威圧的な態度の先輩看護師さんがいる
- 口を開けば怒られるか、無視。
そんな環境は、たしかに心折れます。
そんなときは、職場環境見直すことも、選択肢にいれてみてほしいのです。。
新卒で就職した病院が自分にあってなくて、1年未満で病院変えたけど、転職先の病院がすごいよかった、っていう看護師さんは多いです。
近くにどんな職場があるかわからない・・・
っていうときは、看護師の転職サポートは結構使えます。
新人看護師さんにとって大切なことは、じっくり話を聞いて、自分にあった職場を丁寧に一緒に探してくれること、です。
新卒の転職に強くて、個人的にオススメするのが「看護のお仕事」です。
- 長く勤められるところに転職したい
- 新人のサポート体制が整っている職場に転職したい
- 人間関係のいい職場に転職したい
- ただ相談乗ってほしい
そんな新人看護師さんにオススメです。
看護のお仕事は、全国で仕事探せるのもかなりメリットです。
看護師として、自分らしく働ける選択ができますように!
応援してます!